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捨てコンを打ちました!

(2024年04月30日)

先日、地鎮祭を終えた田園調布 44坪 2階建ての現場で
『捨てコン』を打ちました!
  

捨てコン』とは 
捨てコンとは『捨てコンクリート』の略です。
捨てコンを打つことで、ガタガタだった地面が平らにならされ、
「墨出し」や高さの基準を出す際に重要な役目を果たします。

「墨出し」というのは建物の基準となる線を引く工程のことで、
ガタガタの地面のままでは基準となる正確な線が引けないのですね。
建物にとって大切な「基礎工事」の前に捨てコンを打つことで、
墨出し(基準線をひく工程)や高さの基準出しを正確に行うことができます。
建物の高さは、建築基準法で制限がありますので、
高さの基準となるベースを作るうえでも非常に大切な工程といえますね。

また捨てコンを打つことで、基礎である型枠や配筋を組む際の下地になり、
基礎の荷重がかかっても耐えうる地面の強度が得られ、
基礎の強度確保にも役立つのです。

 

以下に簡単にですが、捨てコンを打つまでの工程をご説明させていただきます。

◆捨てコンを打つまでの作業工程 ※写真と合わせご覧ください。

 作業手順1・2:砕石敷き、転圧
【1 砕石敷きこみ】
地盤を固めるために、地面(土)にまず砕石を敷きつめます。

【2 砕石転圧】
敷き詰めた砕石を転圧機で転圧をかけ締めることで、地盤をより強固にします。
他より深くなっている部分が基礎にあたる部分で、そこに次の工程で捨てコンを流しこんでいきます。

作業手順3・4:防湿シート敷・捨てコン打設
【3 防湿シート敷き】
地中の湿気が上がってこないように防湿シートを敷きます。
防湿シートは土台が乾燥した状態を保つため、白蟻対策にも役立ちます。

【4 捨てコン打設】
基礎を打つ部分(写真で深くなっている部分)に捨てコンを流し込みます。
捨てコンが、防湿シートの端部をおさえる役目も担います。 

捨てコンを流し込んだ後は、1~3日程度乾かし、次の基礎工事に入っていきます。

 

◆捨てコンのまとめ

捨てコンはその名の通り、「捨て」身で建物のベースをつくる大切な工程になります。
そのベースがあるからこそ、墨出しや建物の高さの基準を正確に出すことが可能になり、基礎工事の型枠や配筋を組む工程にもつながります。

  
それでは続きはまた次回、投稿させていただきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました!

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